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看護部長に聞いてみた、出来る看護師はココが違う

看護部長に聞いてみた、出来る看護師はココが違う!

看護師として働く以上、できれば「出来る看護師」と言われたいものです。

「使えない看護師」
「頼りにならない看護師」とは絶対に言われたくない!と思いますよね。
出来る看護師のイメージは、人それぞれに違いがあるようです。
テキパキして仕事が早い、
優しくて患者さんに信頼がある、
後輩看護師に慕われる、
医者から頼りにされる、
勉強ができる、などいろいろなイメージがあると思います。
そこで、出来る看護師はココが違う!というポイントを看護部長に聞いてみました。
看護部のトップが考える、出来る看護師像を知ると目標が見えてくるかも知れません。

出来る看護師は教わるのが上手い!!

出来る看護師は、知識が豊富で常に教える立場にいる人、というのは思い込みです。

教わるのが上手い人は、教えるのが上手い、と言われています。
しっかり教わるためには、素直さと人の話をしっかり聴ける忍耐力が必要です。
教わる対象は、教師や指導者だけではありません。
看護師として他職種から学ぶこと、後輩看護師や患者さんから学ぶことはたくさんあります。
教える立場になっても、人から教わる気持ちを忘れないようにしたいものです。

出来る看護師は教えるのが上手い!!

出来る看護師は、もちろん教えるのも上手いのです。

教える、とはプリセプターが新人看護師に看護技術を教えたり、
人前でプレゼンテーションしたりすることだけではありません。
自分の要望を伝えたり、
ミスをしている相手にそのことを気付かせたりすることも含まれます。
教え方は伝え方です。
相手の知りたいことや、気持ちを汲み取る力が必要です。
「知識は豊富だけど、教え方が高圧的」「教えてもらっても聞く気がしない」と思われないようにしたいものです。
出来る看護師は「この人に聞いてみたい」「この人に教えて欲しい」と思わせる力があります。

出来る看護師は笑顔を出し惜しまない!!

各病院のホームぺージに掲載されている、看護部長のメッセージに必ず出てくるキーワードが「笑顔」です。

笑顔を見せるなんて簡単なこと、と思われるかも知れませんが実はかなり難しいのです。
看護師の仕事はストレス続きです。
人間関係のトラブルも絶えません。
イライラしたり緊張することの連続です。
どんな時も笑顔であいさつできる看護師は、意外と少ないものです。
中堅看護師の中には、笑顔を見せると損をするのかな?と思うくらい、笑顔を出さなくなってしまう人もいます。
後輩看護師や新人看護師、研修医など自分より立場が弱い人には笑顔を見せない。
看護師長など上司や、偉い医者にはにこやかに接する。
残念ながら裏表のある態度はよくある事です。
出来る看護師は、立場や場所で選り好みせずに笑顔を出せる人です。
笑顔を出し惜しまない看護師は、患者さんにも信頼されます。

出来る看護師は残業しない!!

たくさん残業をしている看護師ほど頑張っている、ということは絶対にありません。

あなたの周りにも、夜勤明けでいつまでも病棟に残っている同僚や、日勤が終わってもなかなか帰らない同僚はいませんか?
仕事が出来る看護師は、時間を有効に使います。
また、仕事とプライベートの切り替えが早く、すみわけが出来る人でもあります。
自分の与えられた仕事を時間内にこなすためには、仕事量と時間配分をコントロールする能力が必要になってきます。
仕事が終わらない、忙しすぎると愚痴をこぼしながらダラダラ残業しているうちは、出来る看護師とは言えません。
ただし、緊急時対応や看護師の欠員などで、本当に業務量が多い場合は別です。

出来る看護師は頑張りすぎない!!!

出来る看護師は何でも一人で解決できる!は間違いです。

仕事上の悩み抱え込みすぎないこと、
頑張りすぎないこと、
人に相談することは重要です。
頑張りすぎないことは、サボることや考えないことではありません。
出来る看護師ほど、分からない事や悩みを人に相談しながら解決する力を持っています。
看護師同士、他職種問わず、ネットワークが広く、コミュニケーション能力が高い人と言えるでしょう。
一人で頑張りすぎたり、悩みすぎると視野が狭くなり新しいことが学べなくなってしまいます。
頑張りすぎて疲れてしまい、看護師を続けられなくなっては元も子もありません。

出来る看護師は常識がある!!

看護師として医療看護の知識があることは、人として信頼できるかと同義ではありません。

看護師以前に、ベースに社会人としての常識があるかどうかが問題です。
常識とは、礼儀正しさはもちろん、人の気持ちを思いやる姿勢でもあります。
フィジカルアセスメントの能力が高くても、患者さんの病室に入るときにノックをしない看護師や、訪室の時間をわきまえない看護師は嫌われます。
上司に何かを報告するにしても、緊急性が高いことを除いて、タイミングを見計らうことも必要です。
最近は、グループを作って情報共有できるスマートフォンのSNSツールが普及しています。
時間を問わずいつでも入力できることから、深夜、早朝などに問い合わせや報告をしてくるケースが増えています。
若い人同士であれば通用するルールでも、一般常識的にはNGなことはあります。

出来る看護師は看護が好き!

現役看護師の中にも、
本当は一般企業に就職してキャリアウーマンになりたかったけど、
就職難だったから看護師になった、給料的に安定しているから看護師を続けているだけ。
という人はいます!
職業として看護を選んで、現場で勤務していることは素晴らしいことです。
しかし「看護師になって良かったですか」「看護が好きですか」と聞かれて、
素直に「ハイ」と言える看護師は輝いています。
自分の仕事に誇りを持ち、自分の仕事が好きなこと。
出来る看護師はその両方を持ち合わせています。

出来る看護師は分野にとらわれ過ぎない!!

新卒で「認定看護師を目指します」と目標を持って頑張っている看護師は増えています。

看護師の専門分野化が進んで、
患者さんにより質の高い看護を提供できるようになったことは喜ばしいことです。
一つの分野を極める!と高い目標をもって学ぶことは素晴らしいことです。
しかし、看護の対象は、病気ではなく人であることを忘れないで欲しいと思います。
急性期看護の対象患者さんは、いつか療養病棟へ転院し、退院後は訪問看護や介護を利用されることでしょう。
慢性心不全の患者さんががんを発症することもあります。
出来る看護師は、専門分野にとらわれ過ぎず、患者さん抱えている問題に目を向け、必要な連携が取れる人です。

さいごに

向上心がある

看護が好き

笑顔を見せられる

常識がある

頑張りすぎない

体力に自信がある

そんな看護師さんは誰でも「出来る看護師」になれます。
看護師はハードな仕事です。
でもそれ以上のやりがいや喜びを感じられる仕事です。
一緒に頑張りましょう!

看護の天職ロゴ

「看護の天職」は、株式会社プロパリンクが運営しております。医療機関を主に介護施設、学校など様々な企業様とお取引をさせて頂いており、お一人お一人のご希望の働き方にあう看護師の求人をご紹介させて頂きます。また、雇用形態に関しましても柔軟にご対応させていただきますので、時短で働きたいなどお悩みの方は、コーディネーターまでご相談ください。

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