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新卒1年目の新人看護師が学ぶべき大事なことは

新卒1年目の新人看護師が学ぶべき大事なことは???

新人看護師のみなさん、お仕事お疲れ様です!

新人看護師、と呼ばれたら未熟者扱いされているみたいでイヤだな。。。。
新人看護師を脱却したい!!!!
と思っていませんか?
看護師経験を重ねてから思うことは、新人看護師と呼んでもらえる時期がいかに貴重で、輝いていたか、大事にされていたか、ということです。
新人看護師と呼ばれなくなった時に、そんなことも知らないの?
と呆れられないために、あの時もっと勉強しておけばよかった、と後悔しないために、この記事を参考にしていただきたいと思います。
新人看護師の定義はいろいろですが、この記事では新卒1年目看護師を新人看護師と呼ぶことにします。

他職種の仕事内容を知る!

学生時代は、看護師の役割、看護師としての実践、看護師としての観察など全て看護師目線での講義を受けます。
看護師として働き始めると、看護師同士のチーム以外に、他職種との連携が多いことに驚くと思います。
ここでいう他職種とは、
医師
管理栄養士
臨床工学技士
理学療法士
臨床放射線技師
薬剤師
等を意味します。
実際にはもっと多いこともあります。
それぞれの職種の役割、仕事内容、責任の範囲をしっかり理解しましょう。
それらを理解しなければ、何を相談し、どんな情報提供をすべきかがわからなくなってしまいます。
あの新人看護師は必要なことを報告してこない、なんて言われないように注意したいものです。
新人看護師であれば、積極的にわからないことを質問すれば、教えてもらえるはずです。

ボディーメカニクスを実践する!

看護師の仕事は、体力勝負です!!

カンファレンスや記録業務など、デスクワークもありますが、基本的には立ち仕事中心です。
患者さんの体位変換、車椅子への移乗、ベッドからストレッチャーへの移動、などの力仕事もかなりあります。
新人看護師のように、若く、力にあふれている時は、
さほど負担に感じない作業だと思います。
しかし、腰、膝、肩などの関節に負担をかけ続けると、年齢を重ねるにしたがって、
肩こり、腰痛、下肢のダルさ等の症状に悩まされる危険性があります。
ボディーメカニクス、は理学療法の授業で聞いたことがあると思います。
新人看護師の時から、ボディーメカニクスを実践して、身体に無理のない動きを身に着けておくことは、
看護師として長く働く秘訣です。

分からない事の調べ方!

新人看護師として、症例受け持ちが始まると、国家試験対策で勉強してきたこと以外に、わからないことがたくさん出てきます。
例えば、PTCDチューブの固定方法、排液を逆流させないための工夫、など細かいことです。
参考書、マニュアルになかなか載っていないことをいかにして調べるか、情報収集能力が問われます。
つまり、分からないことを調べる力です。
図書館に行って本とにらめっこしているだけでは、必要な情報はGETできません。
同じような治療をしていた患者さんのカルテを参照する、インターネットで過去の看護研究資料を検索する、経験豊富な先輩にインタビューする、などあらゆる方法で、分からないことを調べてみましょう。
分からないことを分からないまま放置すると、成長につながりません。
新人看護師時代に吸収した知識は、ずっと役立ちます。

看護サマリーの書き方

サマリーとは、中間評価、退院サマリー、転棟サマリーなどを表しています!

看護計画に沿った看護記録をもとに、
客観的情報、継続する問題点、考えられる対策を一つにまとめた資料をサマリーといいます。
新人看護師にいきなり、退院サマリー明日までに書いておいて!!!
といった無謀な指示は出されないと思いますが、
サマリーを作成する力は養っておいた方がいいでしょう。
受け取った相手が、スムーズに継続看護できるように、
要点をふまえたスマートなサマリーを作成するには、観察力、文章力が要求されます。
サマリー作成に無駄な時間をかけないようにできれば、業務負担軽減にもつながります。
日々の仕事の中で、治癒過程における問題点はなにか、観察すべきことはなにか、残された課題はなにか、アンテナを張り巡らせておくことが大切です。
仕事が出来る先輩が作成したサマリーを読んでみたり、自分が書いたサマリーを添削しておらうと、新たな気付きに繋がります。

仕事のストレスとの付き合い方

看護師の仕事は、新人かどうかに関わらず、ストレスの多い仕事です。。。

その分、休みの日は心身ともにしっかり休息を取らなければ、疲れ切ってしまいます。
新人看護師教育の課題に追われて、仕事が休みの日も休んだ気がしない。
明日の受け持ち業務の事を考えると、夜も眠れないほど緊張する。
プリセプターの怖い先輩の事を考えると気が休まらない。
こんな状態になっていませんか?
または、仕事のストレ破産で、ドカ食いしたり、無駄な買い物をして後悔していませんか?
看護師を長く続けるためには、仕事のストレスと上手に付き合う方法を身につけなければなりません。
適度に体を動かしたり、仕事を離れた人間関係を作るなど、自分に当った方法を探してみましょう。

報告、連絡、相談の仕方

社会人の基本は、報告、連絡、相談です!!!

医療現場では、報連相を怠ると、医療事故につながる危険性があります。
新人看護師の時は、報告が遅すぎる、連絡事項が長すぎる、相談相手を間違っている、など様々な失敗を経験すると思います。
特に、新人看護師の時は、先輩、医師、上司に報告すること自体に緊張して、なかなか切り出せず、結果的に報告が遅くなって怒られる、ということは良くあります。
自分が報告したいことを切り出す勇気が必要です。
分からないことは、直ぐに相談するようにしましょう、聞くは一時の恥、聞かねば一生の恥とはよく言ったものです。
なんでも教えてもらえる新人看護師時代に、分からないことは解決できるようにしましょう。

新人看護師時代の貴重さとは。。。

卒後1年以上経つと、新人看護師と呼んでもらえなくなります!!

後輩看護師に仕事を教える役割を担うことになります。
新人看護師時代は、なんでも教えてくれて、
仕事をサポートしてくれた先輩看護師もさほど優しくなくなり、ミスはフォローされにくくなり、責任感のある仕事を求められるようになります。
それは、1人前の看護師として認められたということなので嬉しい成長です。
新人看護師と呼んでもらえる期間は、一度きりです。
分からないことは何でも聞けて、勉強させてもらえる大変貴重な時期です。
振り返ってみると、新人看護師時代に学んだことは、何年経っても役立つ貴重な財産です。

さいごに

新卒で就職したけれど思うように勉強できない!!!
新人看護師扱いしてもらえず医療ミスを起こしそう、そんな悩みはありませんか?
貴重な新人看護師時代を無駄にしないためにも、悩みを抱えたまま仕事を続けないでください。
新人看護師は転職出来ないということは絶対にありません。
新人看護師さんの転職サポートは、【看護の天職】のキャリアアドバイザーにお任せください。
輝く新人看護師時代を無駄にしないため、悩みを抱えている看護師さんはぜひ相談してみてください。

看護の天職ロゴ

「看護の天職」は、株式会社プロパリンクが運営しております。医療機関を主に介護施設、学校など様々な企業様とお取引をさせて頂いており、お一人お一人のご希望の働き方にあう看護師の求人をご紹介させて頂きます。また、雇用形態に関しましても柔軟にご対応させていただきますので、時短で働きたいなどお悩みの方は、コーディネーターまでご相談ください。

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