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看護師さんに聞いた産休育休復職後あるある

看護師さんに聞いた産休育休復職後あるある

産休育休から復職した看護師さんの体験談を集めてみました。
産休育休を取りたい看護師さん、産休育休復帰後に何が起きるのか、
今まで通りに働けるのか、ちょっとでも不安を感じている看護師さん、参考にしてください。

産休育休復帰職後は外来に異動

看護師の産休育休復職後あるあるでもっとも多いのがこのパターンです。
病棟、集中治療室、手術室などでやりがいを感じながら働いてきた看護師さん。
産休育休に入っても、復職したら今までの職場で、気心が知れたメンバーで頑張りたい、と希望する人もいます。
同僚看護師に、帰ってくるからよろしくね、また一緒に働こうね、と再会を約束して産休育休に入り、休み中に近況を交換し合ったりすることもあるでしょう。
しかし、復職と同時に外来に異動を命じられ、初めての環境に置かれることが多いのが実情です。
産休育休明けは子供が小さいため、夜勤が出来ない、時短勤務希望、残業できない、といった理由で、病棟勤務から外されることがあります。
  • 病棟に戻れるつもりだったのに、復職前日に外来異動を命じられた。心の準備もあるからもっと早く教えて欲しかった!
  • 異動になり、全然知らないメンバーと働くことになって、心細く感じた!
  • 育休前に勉強していたことが活かせない職場なので、残念に感じる!

産休育休前に、復職後の外来異動を希望していなかった場合は複雑な心境になることがあります。

産休育休復職後は師長が変わっていた!

産休育休を連続で取得し、年度をまたいで休んでいる間に起こる現象です。
産休育休に入る前と、復職後に上司、すなわち師長さんが変わっているパターンです。
仕事の内容が一緒なら、どうってことないのでは、と思われがちですがそうでも無いようです。
夫と共働きか、夫や両親のサポートがどの程度あるのか、
自宅と保育所がどのくらい離れているのか、
育児と仕事を両立する上での細かい情報を逐一説明しなければならないのはストレスを感じます。
新人時代から育ててくれて、結婚、妊娠を見守ってくれた師長さんがいなくなっていて辛い!
新しい師長さんに家庭の事情などいちいち説明しなければならず、前の師長さんだったら分かってくれたのに、という気持ちになってしまう!
育休明けで初対面の師長さんなので、既卒新人扱いされてムカつく!
産休育休復職後に始めて会った上司なので、コミュニケーションが十分取れておらず気を使うことも多くなります。
産休育休前の師長さんには、気軽に休み希望の相談が出来たけど、新しい師長さんには出来ない、といった事もあるようです!

産休育休復職後は後輩が先輩に!!!

育休明けで、元も職場に復帰したら、後輩看護師が先輩看護師に変わっていた。
教える立場から教えられる立場になっていた。というパターンです。
自分がプリセプターとして指導した新人看護師が、教える立場で活躍しているなど、成長した姿を見るのは嬉しいことです。
よく頑張ったね、と労ってあげたくなりますね。
しかし、自分より数年後で入職してきた後輩看護師が、育休産休復職後の自分に、まるで後輩に接するように偉そうにするのは耐えがたいことです。
後輩だった看護師に、産休育休は看護師としてのブランクだから勉強しなおして、と言われてショックだった!
時短勤務で残業も出来ないので、言い返せない自分がいる!!
産休育休前より立場が弱くなったと感じたり、マウンティングされるのは辛い事です。

産休育休復職後は飲み会に誘ってもらえない。。。

産休育休前は、同期看護師仲間と飲み会、カラオケ、ランチなど楽しく過ごせていた。
産休育休復職後はちっとも誘ってもらえないし、自分以外は集まっているみたいだし。。。。ということもあります。
独身看護師、既婚で子供が居ない看護師との溝が出来るパターンです。
同期3人のうち、自分だけが結婚出産したせいか、2人がよそよそしくなってしまった!
独身同士で遊びたいから、話題が合わないから、と飲み会には誘ってもらえなくなった!
子育て中だから、と必要以上に気を使われていて嫌だ!
産休育休復帰後の子育て中だから、飲みに誘われても実際には行けないこともあるでしょう。
でも誘われたら、子供を親に預けて参加するつもりなのに、とモヤモヤしますね。
全然声もかけてもらえないのは寂しいものです。
独身看護師や20代~30代の若い看護師が中心の職場にありがちなあるあるです。

産休育休復職後はママナースと仲良くなれる。

独身看護師時代は、全然気が合わないと思っていた先輩、口うるさくてヤだなと思っていた先輩、いますよね。
産休育休復職後、なぜか仲良くなれたりすることもあります。
子育てと仕事を両立しながら乗り切ってきた先輩看護師、
絶賛子育て中の同僚看護師と話す機会も増え、教えてもらえることも多いのです。
子育ての苦労、仕事との両立について共感しあえるのは、ママナース同士ならではです。
  • 自然とママナース同士で情報共有し合えるようになった!
  • 何人も子育てしながら仕事している先輩って凄いな、って思えるようなった!
  • 今日は早く帰り、って声かけられたりするとホロっとする!
  • さりげなく協力してくれるのは、ママナース同士!

産休育休復職後の苦労を知っているママナース同士、仲良くなれるのは心強いことです!

産休育休復職後は仕事のストレスが減った

産休育休復職後は、家事育児と仕事の両立は大変ですが、仕事自体のストレスが減ったと感じる看護師さんが多い様です。
良い意味で、細かいことを気にしなくなる、仕事を仕事と割り切って考えられる、ということです。
  • 独身時代から産休に入る前は、先輩に言われたことなど些細なことで悩んでいた。なぜか、今は気にならない。
  • 子供を育てながら働く、その目標がある限り、仕事を辞めたいと思うことが無くなった。
  • 仕事で嫌だったことも、家に帰れば忘れてしまう。
母は強し、という言葉がしっくりくるのかもしれません。
人間関係や、ちょっとしたトラブルも、
子育てと仕事の両立という目標の前には、かすんでしまうのかもしれませんね。

まとめ

産休育休復職後あるある、いかがでしたか?
出産、子育てと看護師を両立させること自体、とても大変なことです。
でも、職場、患者さんにとって、看護師を辞めずに復職しよう、と思ってくれる人が一人でも多くいて欲しいのです。
出産、子育てを経験してますます輝くママナースが増えてくれることを願ってやみません。

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