看護師の面接で好印象を持たれるみだしなみと言葉遣いとは

人は見た目が9割、と言われます。転職の採用面接では、志望動機、学びたいことを言葉でアピールすることも大切ですが、見た目の印象も重要です。この記事では、看護師の採用面接で好印象をGETするための、みだしなみと言葉遣いについて解説します。採用面接は、面接官に自分を判断してもらう場です。しっかりと自分をアピールできるようにしたいものです。

面接の服装はスーツが正解か

面接の定番スタイルといえばスーツです。スーツを着ていれば大丈夫、という安心感もあります。しかし、看護師はスーツを着る機会が少ない職業です。最後にスーツを買ったのが数年前、ということも珍しくありません。新卒の採用面接のときに用意したリクルートスーツを数年ぶりに来てみたら、全然サイズがっていない、生地が傷んでしまっている、ということもあります。転職活動において、スーツが絶対正解、ということはありません。スーツを着なくても、みだしなみで好印象をＧＥＴすることは可能です。

スーツを着る場合の注意点は

看護師の面接でスーツを着ていく場合の注意点を見ていきましょう。まずは、サイズが合っているか確認が必要です。何年も前に作ったスーツは肩があっていなかったり、スカートが短すぎたりしているかもしれません。スーツには微妙な流行があります。明らかに「久しぶりに着たんだな」と思わせるスーツは、好印象を持たれません。ボタンが取れかけていたり、生地が傷んでいないかも確認しましょう。

カジュアルすぎないジャケットスタイルは好印象

面接に備えて、スーツを買わないといけない。ということはありません。キレイ目のジャケットスタイルで十分に好印象を与えることができます。インナーには、アイボリーやホワイトのカットソーかシャツを選びます。紺、ベージュ、グレーなど落ち着いた色合いのキレイ目のジャケットを選びましょう。高価なものなくても、清潔感があるデザインならOKです。キレイ目のジャケットは、プライベートでも着回し可能なので、数年に一回しか着ないスーツを新調するよりお得です。必要以上にお金をかけなくても、みだしなみを整えることは出来ます。

面接時のバック選びは

面接時のみだしなみが決まっても、バック選びに悩むことがあります。普段、ブランドのロゴがプリントされたバックを持ち歩いている方も多いと思いますが、面接の場面ではあまりふさわしくありません。明らかに高価なものと分かるブランドバックは避けましょう。ノーブランドで黒、ネイビー、ベージュ、茶などの落ち着いた色合いで、Ａ４サイズの書類が入る大きさのバックが良いでしょう。面接では、履歴書を持参したり、資料が配布される事があります。書類を折らずに収納できるバックが望ましいと思います。

ピアスはしないほうが良い

一般企業の面接では、目立たないピアスはオッケーとされています。しかし、看護師の採用面接ではピアスはしない方が良さそうです。看護師は、ケア中にピアスを落としたり、身体に引っかかったりして患者さんを傷つけないよう、就業中はピアス禁止の職場がほとんどです。看護師としての誠実さをアピールするために、ピアスをしないほうが好印象です。イヤリングも同様の理由でＮＧです。

面接時のメイクのポイントは

キレイに見せることより、爽やかさ、清潔感、誠実感をアピールするメイクを心掛けます。

◇ファンデーション
仕事中はメイクしない、という看護師さんもいますが、顔色を良く見せ、肌のくすみを補正するため、化粧下地とファンデーションは必須です。白くなり過ぎない程度に、普段の顔色より、ワントーン明るめの色を選ぶと良いでしょう。

◇チーク
顔色を良く見せるために、軽くチークを入れると良いでしょう。オレンジ系、自然なピンク系のチークを自然な感じで入れると印象がぐっと良くなります。

◇口紅
赤すぎる口紅は、派手な印象を与えてしまいますので、あくまでも自然な色合いを選びましょう。テカテカ光りすぎないグロスを選びましょう。

◇まつ毛
まつ毛エクステンションは、禁止ではありません。目元がパッチリ、ハッキリ、明るく見えるようにしましょう。不自然な盛りや、目じりをはねあげる様なエクステンションは、派手な印象を与えマイナスポイントになってしまいます。

◇ネイル
看護の現場では、爪割れを防止するため、マネキュアやジェルネイルがOKになりつつあります。薄めのベージュ、透明などの色にとどめておけば大丈夫です。派手な色、長い爪、ラインストーンはNGです。

◇コンタクトレンズ
カラーコンタクトはＮＧです。黒目を大きく見せるタイプのコンタクトレンズもやりすぎはいけません。目元をくっきり見せる程度にとどめておきましょう。

面接時に好印象を与えるヘアスタイルは

ヘアスタイルは、顔周りをスッキリ見せるよう心がけます。肩より長い髪の場合、両サイドを耳に掛けるか、軽く結ぶなどして顔をハッキリ見せるようにします。髪を結んでも、耳の前で両サイドだけを下す、アイドルが良くしているようなヘアスタイルは止めた方が良いでしょう。髪を結ぶのであれば、スッキリと見えるように整えた方が、好印象を持たれます。髪がパサついてボサボサに見えたり、茶髪で根本だけが黒い、白髪が目立つ、といった状態は雑でだらしない印象を与えてしまいます。清潔感と若々しさが出せるようにしましょう。

面接のみだしなみ、ＮＧアイテムは

面接のみだしなみでのＮＧアイテムは、休日っぽいアイテムです。具体的には、リュックサック、ジーンズ、パーカー、トレーナー、ポロシャツ、素足、サンダル、ミュール、スニーカー、ブーツなどです。これらのアイテムは、面接にはふさわしくありません。誠実さ、やる気をアピールしても伝わりにくくなってしまいます。ヘアアクセサリーで、髪を束ねるバレッタもラフな印象を与えてしまいます。髪を束ねる場合は髪ゴムを使用した方が良さそうです。

面接での言葉遣いで注意することは

面接での言葉遣いで注意すべきことは「です、ます調」ではっきり話すことです。普通の丁寧語で話せば問題ありませんが、語尾が曖昧だと良い印象を持たれません。質問に対して答える時は「〇〇なんですけど・・・・」「○○だと思うのですが・・・」といったあいまいな表現は避けましょう。面接に慣れていなかったり、緊張していると、質問にはっきり答えられないこともあるかもしれません。どんな質問をされるか想定して、答えを考えておくことが必要になってきます。

面接で好印象を得る近道とは

服装、みだしなみ、言葉遣いで失敗せず、面接で好印象を得る近道。それは、看護師専門の求人サイトへ登録し、アドバイスをもらうことです。求人サイトへの登録は無料です。条件に合ったお仕事紹介、履歴書の書き方、志望動機の答え方、面接時の注意点などトータルにサポートしてもらえます。面接に慣れていない方、緊張される方でも安心できると思います。

さいごに

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