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人事担当者の本音、こんな看護師さんを採用したい

人事担当者の本音、こんな看護師さんを採用したい

医療現場は慢性的な人材不足で、看護師が不足しています。看護師は人材不足だから、募集すればどこでも採用してくれる、転職は簡単、と思い込んでいませんか? 人事担当者に、看護師採用に関する本音を聞いてみました。採用したい、と思われるコツを紹介していきます。

前職の悪口を言わない看護師さんを採用したい

採用面接で、前職の退職理由を聞かれた時、どんな答え方をしますか?「前の病院で、なかなか勉強させてもらえなかったので」「上司からのパワハラにストレスを感じた」「人間関係が悪くて働きにくかった」という感じで答える看護師さんは少なくありません。これらの退職理由は、本当かもしれませんが、採用面接ではNGです。主体的な退職理由を答えずに、全て前職のせいにしてしまうのは良くありません。聞かれるままに、前職であった出来事、特に人間関係について悪口を言ってしまう人は避けられます。

笑顔であいさつ出来る看護師さんを採用したい

笑顔、あいさつ、そんなこと当たり前でしょ?と思われる方も多いと思います。笑顔とあいさつはコミュニケーションの基本です。採用面接、事務長や看護部長との面談では笑顔であいさつするのは当たり前でしょう。しかし、日々の業務で、先輩、後輩、同僚、他職種、すべての関係者に笑顔であいさつできる人は意外に少ないのです。残念ながら看護師さんの中には、上司や医者にはニコニコしても、看護助手やヘルパーさんにはキツい態度、という人もいます。笑顔であいさつできる、の意味は、誰に対しても分け隔てなく接することができる、ということを表しています。

働きやすさだけを重視しない看護師さんを採用したい

ライフワークバランスが重視される風潮で、看護師さんも例外ではありません。仕事と家事育児介護の両立、仕事と趣味の両立は大切なことです。働くモチベーションに直結しています。しかし、採用担当者としては、あまりに働きやすさだけを重視した看護師さんは困る、というのが本音です。例えば、「前職では土日も仕事で潰されていた、ちゃんと休みたいのでクリニックに就職したい」「夏は海外旅行に行きたいので、10日間の有給が欲しい」「常勤で働きたいが、残業はしたくない」「習い事があるので、金曜日は絶対休みたい」と言った内容です。就職した職場で、自分がどんな働きが出来るか、よりも自分の働きやすさを重視する看護師さんにはちょっと引いてしまいます。

資格に執着しない看護師さんを採用したい

看護師の専門分野化が進んでいます。専門看護師、認定看護師を目指して働きたい、という方も多いと思います。興味があり勉強したい分野を極めて、患者さんの役に立ちたい。という思いは大切です。採用面接で、どんな仕事をしたいかと聞かれて、「救急認定看護師になりたいので、救急外来に就職したい、病棟移動はしたくない」「糖尿病認定看護師になりたいので、症例を集めさせて欲しい」「経験と積んだら、認定看護師の研修に行かせてもらいたい」と答えられることがあります。勉強したい、という熱意が伝わってくる前向きな答えです。しかし、人事担当者は現場で活躍してくれる看護師を求めています。あからさまに資格を取ることが目的、と言われると採用を躊躇してしまいます。

新たな気持ちで働いてくれる看護師さんを採用したい

前職の経験を活かして働くことは大切です。中途採用の看護師さんは、即戦力になりますし大変貴重な人材です。状態観察や処置が身についていれば、現場にもなじみやすいですし、職場にとって良いアドバイスをもらえることも多いと思います。ただし、郷に入れば郷に従え、ということわざがあるように、職場のやり方を受け入れることも大切です。知識のある方ほど「こんなやり方はおかしい」「効率が悪い」「清潔・不潔がなっていない」と疑問を抱き、現場にダメ出しをされることがあります。コミュニケーションが十分取れていない状態では、人間関係がギクシャクし、仕事がやりにくくなってしまう事があります。人事担当者は、転職したからには、新たな気持ちで前向きに働いてくれる看護師さんを採用したいと思っています。

経験が浅い、はネックにならない

看護師として経験が浅い、技術力が足りない、と感じている方は、転職に不安を感じることでしょう。人事担当者からすれば、それはあまり問題にはなりません。経験が浅いことは転職のネックにはなりにくいということです。現場にとってプラスの人材とは、前向きに明るく頑張ってくれる方です。看護師としての技術や知識が優れていても、人間関係をかき乱したり、雰囲気を悪くしたり、接遇が悪い方はお断りしたいものです。

採用したい、と思われる面接テクニックとは

この看護師さんを採用したい、と思われるには、面接で嘘をつく必要はありません。ちょっとした言い回し、表現に気を付けるだけでグッと印象が良くなります。前職の退職理由、志望動機の答え方を工夫すれば良いのです。病棟を辞めて、外来に就職したいとしましょう。本音は「体がしんどいから、夜勤が無くてなるべく足が疲れない職場がいい」と思っていても、「病棟での経験から、外来での患者指導や継続看護に興味を持った」と言いかえることができます。

転職サイトで面接テクニックをゲットできる

好条件での転職を目指すなら人事担当者に、ぜひ採用したい、と好印象を持たれるようにしたいものです。でも、前職の退職理由、志望動機などなかなか自分で考えられない。そんな時は、ぜひ看護師専門の転職サイトを利用してください。希望の条件にあったお仕事探し、履歴書作成、面接までをしっかりサポートしてくれます。

さいごに

人事担当者の本音、いかがでしたか?現場は明るく、やる気がある、経験が浅くても前向きに学んでくれる看護師を求めています。ぜひ、【看護の天職】のキャリアアドバイザーにご相談してください。
そして好条件での転職を成功させてください。

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