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ブランクのある看護師の復帰、不安を解決するには

■ブランクのある看護師の復帰、不安を解決するには

この記事は、看護師として復帰したい全ての方に読んで頂きたい記事です。家庭の事情、育児、介護、家業の手伝いなどの事情で看護師を辞めた方。看護師の仕事がしんどく、他の仕事をしてみたくなって看護師を辞めた方。いろいろな事情があると思います。そんな皆様が看護師として復帰して下さることを心から歓迎し、応援したいと思います。ぜひ最後まで読んで下さい。

看護師にとってのブランクは何年?

看護師としてのブランクは、どれくらいの期間を指すのでしょうか。答えは、人それぞれです。看護師さんの採用面接を担当していると「ブランクがあるので復職が不安です」「ブランクがあるので看護技術がついて行けるか心配です」と言われることがあります。そんな看護師さんに、どのくらいのブランクがあるのか聞いてみると「半年」「10年間」とブランクの期間はかなりばらついています。つまり、半年でもブランクと感じる人、数年間でもブランクと感じない人、ブランクの感じ方は人それぞれということです。

現場はブランクがある看護師を歓迎

何らかの事情で看護師を辞めてしまった。もう二度と看護師はしないと思っていたけれど、やっぱりまた働きたい。でも戻れるか不安。ブランクの長さは、復帰への不安に直結しています。看護現場は、慢性の人手不足にあえいでいます、一人でも多く現場で働いてくれる仲間を求めています。現場は、ブランクがあっても看護現場に復帰したい看護師を歓迎しています。

ブランクがある看護師が不安に感じることは?

ブランクのある看護師が、看護現場に復帰するにあたって、不安に感じることについて考えてみましょう。
◇採血、点滴、注射ができるか不安
10年ぶりに採血、点滴、注射をする、となると緊張するのは当然です。上手く穿刺できなくて患者さんを怒らせてしまったらどうしよう、針刺し事故を起こしてしまったらどうしよう、といった怖さがあります。夜勤の無い外来系に復帰しても、採血、点滴、注射は避けて通れないことが多く不安ですね。
◇病気に関する知識がついて行けるか不安
医学は日々進歩しています。病気や治療に関する知識は、日々更新されていきます。古い知識のまま看護業務を行うと、間違いを起こす危険性があります。同僚看護師や医師に「この人、こんなことも知らないの?知識古っ!」と思われないかも不安になります。
◇年下の先輩看護師とやっていけるか不安
看護師としてブランクがあれば、復帰後は既卒新人として扱われます。看護師経験に実年齢は関係ない、と言われています。復帰後、指導を担当してくれる先輩看護師が年下、ということは普通にあり得ます。専業主婦が長く、子育てを経験している人ほど、年下の先輩看護師に指導されるのを不安に思う傾向にあるようです。若い看護師に偉そうに指導されたくない、といった声を聞く事は少なくありません。先輩看護師との関係がギクシャクすると、分からないことが聞きづらくなってしまいます。
◇看護業務に体力がついていけるか不安
業務内容にもよりますが、看護業務は立ち仕事が多いです。また、患者さんを車いすに移乗したり、体位変換したり、おむつ交換するものコツをつかむまではかなり体力を消耗します。ブランクが長い看護師は、看護業務に自分の体力がついて行けるか不安に感じることが多いようです。
◇残業が多くならないか不安
入院中に必要な書類も、以前は無かったものがどんどん増えています。転倒転落アセスメント、褥瘡評価アセスメント、退院カンファレンス記録など様々です。自分に割り当てられた仕事が終わらない場合は、残業になるのでは、と不安を感じる方は多いです。残業が多すぎて家事、育児、介護、プライベートな予定と仕事を両立できないか不安になってきます。
◇パソコン操作ができるか不安
看護記録は手書きカルテから、電子カルテに変化しています。パソコン操作に慣れていない場合、最初は電子カルテの取り扱いで、四苦八苦することもあります。看護記録入力に手間取り、ストレスを感じることもあるようです。

ブランクがある看護師が復帰しやすい職場とは

ブランクがある看護師が復帰しやすい職場の条件を見ていきましょう。その条件とは「指導が丁寧」「忙しすぎない」「勉強会が充実」の3つです。ブランクの長さや、前職の経験を考慮して、じっくり指導してくれる体制が整っている職場を選びましょう。ブランクのある既卒新人を教える側にも相当なストレスがかかります。忙しすぎる職場では、仕事と指導の両立が難しく、イライラしてしまったり、指導が雑になってしまうことも考えられます。勉強会が充実した職場では、新しい知識が得やすく、仕事のモチベーションが高まりやすいといえます。ただし、業務時間外の勉強会開催は負担になることもあります。業務時間内に勉強会を開催してもらえるか、確認が必要です。

ブランクのある看護師のお仕事探しとは

ブランクのある看護師が、復帰しやすい職場と出会うためにはどうすればいいのでしょうか。それは、看護師専門の求人サイトの利用です。ネットで簡単に登録できて、しかも登録無料です。求人サイトでは、病院、クリニック、訪問看護、特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問入浴サービス、コールセンター、検診センターなど幅広い求人を取り扱っています。復帰したい看護師さんのブランクの長さ、前職の経験、家事育児との両立、不得意な看護技術などを考慮して、ぴったりのお仕事を紹介してくれます。復職してから、こんなはずではなかった、と後悔したり悩むことになるより、ネットで求人サイトに登録しましょう。

まとめ

また看護師として働きたい!そう思って下さったことに感謝します。看護現場は、一人でも多くの仲間を受け入れたいと願っています。ブランクがあって不安、こんな自分でも働けるのか、そんな不安を払拭するためにも、ぜひ、【看護の天職】のカウンセラ―にご相談ください。

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「看護の天職」は、株式会社プロパリンクが運営しております。医療機関を主に介護施設、学校など様々な企業様とお取引をさせて頂いており、お一人お一人のご希望の働き方にあう看護師の求人をご紹介させて頂きます。また、雇用形態に関しましても柔軟にご対応させていただきますので、時短で働きたいなどお悩みの方は、コーディネーターまでご相談ください。

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