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看護師が一般のクリニックへの転職で後悔しない秘訣とは

看護師が一般のクリニックへの転職で後悔しない秘訣とは

なるべく楽な仕事が良い、絶対に夜勤はしたくない、土日は休みたい、そんな看護師さんの力になりたい!この記事では、クリニックでのお仕事を紹介していきます。一般のクリニックに就職して「こんなはずでは」と後悔しないための秘訣を一挙公開します。看護師さんが一般のクリニックで働くリアルを届けしたいと思います、ぜひ最後まで読んで下さい。
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クリニック看護師の勤務時間は

家事や育児と仕事を両立したい、趣味や副業を充実させたい、そんな看護師さんが気になるのは、勤務時間でしょう。一般のクリニックは午前診、午後診に分かれていることがほとんどです。例えば午前の診察時間が9時~12時半、午後が16時半~19時、という感じです。クリニックでは午前、午後の診察枠を「一コマ」と表現します。一般のクリニックの看護師求人では「週5コマ程度、勤務できる方」といった表現がなされています。これは、月・水の午前午後診察と土曜日の午前診、といった組み合わせになります。一日通して勤務する場合、午前診と午後診の空き時間が発生します。この空き時間を「中抜き」といいます。勤務するクリニックと自宅が近い場合は、帰宅して家事をこなすことも出来ます。

クリニック看護師の業務内容とは

一般のクリニックでは、看護師さんの仕事は幅広くなります。血圧測定や注射など、看護師さん特有の仕事と、雑用の両方があります。
◇診察室や待合室の清掃
診察開始前の環境整備も看護師さんの仕事です。事務員やリハビリスタッフなど他の業種と協力して行うことが多い様です。

◇電話対応
患者さんからの問い合わせに対応します。予防接種の予約、各種検査の予約にも対応します。

◇診察介助
電子カルテか紙カルテかによって業務内容が変わってきますが、医師の処方内容を確認したり、時間診察日を案内したりします。

◇採血、注射
医師の指示に従い、採血、注射を実施します。関節内注射、ブロック注射は医師が実施しまうので、準備や介助を行います。

◇検査
心電図検査、呼吸機能検査を実施します。超音波検査、レントゲン検査の準備を行います。一般のクリニックでも内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を実施しているところは、準備、検査介助、後片付けを行います。

◇洗浄・消毒・滅菌
クリニックは小型の高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)を置いているところがほとんどです。鑷子、抜糸剪刀、ガーゼ類などを滅菌パックに詰め、滅菌機を作動させます。滅菌機の保守点検も業務です。

◇往診の準備
往診がある一般クリニックでは、カルテの準備や患者さんへの連絡などの業務もあります。医師の往診に看護師同行するかはクリニックによって異なります。

◇診察終了後の後片付け
注射器や薬剤の発注・補充、診察室の清掃を行います。

◇タオル類の洗濯
診察台のシーツ、検査で使用したタオル、患者用検査着などの洗濯を行います。

クリニック看護師の休み事情は

クリニックは月~金の午前・午後診、土曜日の午前診を合わせて週11コマです。平日の1日は、午前診だけのことが多いので、ほとんどのクリニックが週10コマになります。看護師さんは、このうち何コマ出勤するかをクリニックと相談することになります。通常、一般のクリニックは日曜日休みなので、土曜日の午前診を出勤しないシフトにすれば、必ず土日休めることになります。土日の休みはいらないけど平日休みたい、という看護師さんは、平日午前診にシフトを入れないことによって、終日休めることになります。一般のクリニックは、休みを固定しやすくプライべートの予定を立てやすいと言えるでしょう。

クリニック看護師の適性は

クリニックでは即戦力になる看護師さんが重宝されます。クリニックの規模によりますが、同時に働く看護師さんの数は、平均2~3人と言われています。1人は診察介助、1人は検査介助といった感じに業務を分担しています。そのため採血、点滴、検査介助などを、みっちりと教えてもらいながら業務をこなすのは難しそうです。新卒の看護師さんが就職できない、というわけではありませんが、クリニックとしては即戦力になる看護師さんに就職してほしい、というのが本音でしょう。クリニックの看護師さんは、待ち時間に対する患者さんの不満に対応したり、初診患者さんの問診をとったりすることがあります。患者さんから上手く話を聞きだしたり、話を聞いたり説得したりするコミュニケーション能力が求められます。「こんな作業は看護師の仕事じゃない」とそっぽを向かず、みんなで頑張ろう!という気持ちで頑張れる看護師さんにピッタリだと思います。

クリニック看護師のスキルアップは

一般のクリニックに就職したら、事例発表などの課題がない半面、勉強会や研修会に参加できないのでは?新しい情報から取り残されるのでは?と不安に感じる看護師さんもいるでしょう。確かに、一般のクリニックでは勉強会開催は少なく、外部研修会に参加させてもらえるかは、院長や事務長の判断になります。院長や事務長が、よほど積極的でない限り、看護師さん自身がどんなことを勉強したいか、なぜ勉強したいかをアピールにしなければ参加がむつかしいこともあるようです。クリニックの看護師さんのスキルアップは、やる気次第ということになりそうです。

クリニックに転職して良かった、看護師さんの声

クリニックに就職して良かった、と話す看護師さんの意見はこんな内容です。
◇院長にリーダーシップがあって、みんなが付いていく感じ。スタッフが気持ちを一つにして頑張れる。

◇夜勤がないのでとにかく体が楽になった。情報収集でカルテを見るため朝早く出勤するとかもなくなったので、気持ちに余裕ができた。

◇お盆、正月、祭日は確実に休めるので、家族と旅行に行ったり、田舎に帰ったりできる。同僚と休みを巡ってぎくしゃくすることがないので助かる。

◇ずっと通院している患者さんに頼りにしてもらえる感じでやりがいがある。

クリニックに就職して後悔、看護師さんの声

逆に、こんなはずでは、と後悔している看護師さんの意見です。
◇午前診が終わったら、いったん家に帰れると思っていたのに、往診の付き添いがあって結局朝出勤したら20頃まで帰れない。

◇トイレ掃除や洗濯など、看護業務に関係ない雑用が多くて嫌になった。

◇同じ時期に就職した別の看護師と、時給に差をつけられていることが分かった。院長の知り合いだから、という理由らしい。

◇注射や点滴が苦手、教えてほしいと就職するときに言ったのに、全然フォローしてもらえない。

◇看護師が2人しかいないので、子供が熱を出しても絶対に休めないプレッシャーを感じる。

クリニックへの転職、失敗しないコツとは

それぞれの看護師さんの意見から見えてくることは、クリニック選びは、内情をよく確認する!ことに尽きると思います。勤務時間と給料だけで判断すると失敗する可能性があります。一日の看護業務の流れ、往診付き添いの有無、どのくらいの期間オリエンテーションしてもらえるか、一緒に働く看護師さんの経験年数は、といった細かい内容を確認することが重要です。ただし、看護師さんがクリニックに直接聞きにくいこともあると思います。その場合は、ぜひ転職サービスのスタッフにお任せください。看護師さんが一般のクリニックに転職して後悔しないための秘訣は、転職サポートにあります。

まとめ

いかがでしたか?内情が分かりづらい一般クリニックの転職は、「看護の天職」が擁するベテランキャリアカウンセラーにお任せください。
こんなはずではなかった、と後悔がないよう全力で看護師さんをサポートします。

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「看護の天職」は、株式会社プロパリンクが運営しております。医療機関を主に介護施設、学校など様々な企業様とお取引をさせて頂いており、お一人お一人のご希望の働き方にあう看護師の求人をご紹介させて頂きます。また、雇用形態に関しましても柔軟にご対応させていただきますので、時短で働きたいなどお悩みの方は、コーディネーターまでご相談ください。

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